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2021年07月

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不満そうな声を上げながら、チョコレートパフェを凝視したかと思うと、手でクルクルと回転させ、そしてまた、ジーッと見つめ・・・、明らかに不満そうな様子が見て取れ、、大きなため息が出てしまいそうでした。。

もう・・すこしくらい違ったって、別にいいじゃん。。という気持ちに。。(−_−;)
見本と明らかに違う、別物。というのなら、まだわかりますが、そういうわけでもないんだから・・・。

呆れながら、白城さんの様子を伺っていると、、またしても、まったく想定外の、とんでもない事を言ってきましたっ!

白城さん「・・これ食われた感あるんだけど。」

ものすごく不機嫌そうな顔で、朝日に向かって顎を上げる仕草をしながら、そんなことを言ってきましたっ!

朝日「・・・・はあ?」

突然、白城さんに、そんなことを言われ、『誰も食べてないのに、何言ってるんだろう・・この人。。店員さんを疑ってる?』と思い、つい、素っ頓狂な声が出てしまいましたが・・・。

すぐに、いやこれって、『朝日が白城さんのパフェを食べた。』って、疑ってるってこと?!と、ワンテンポ遅れて、気が付きましたっ。Σ(゚д゚lll)

あまりにも、あらぬ疑いすぎて、気づいた瞬間にキレそうになってしまいましたが、、いや、いくら白城さんと言えども、さすがに、本気で言ってるわけではないよね・・・?と、考え直しました。

まったく面白くありませんが、白城さんなりの冗談か何かを言ってきた・・・?と思いましたが、、改めて見た、白城さんの表情は、真剣そのもので・・・・。(;´Д`A

朝日「・・いやいや、そんなの、、普通に考えて、食べる訳がないじゃないですか。。」

子供同士の喧嘩なら分かりますが、白城さんも朝日も、もう良い大人も大人なのに、『いない間に、俺のパフェ食べられた!』とか・・・。(ーー;)

そんな風に考えてしまう、白城さんの幼稚すぎる思考に、ドン引きしながらも、当然きちんと否定をしたのですが・・・・。

白城さん「・・・・・・。」

朝日「・・・・・・。 (~_~;) 」

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店員さんが去ったあと、朝日の前に置かれたチョコレートパフェを、スススーッと動かし、白城さんの前に置き直しました。

そして、またスマホをいじり始めたのですが、中々トイレから、白城さんが戻って来ず・・・・。

べつに、早く戻ってきてほしい。という気持ちは、一切ないのですが、すこしでも早く帰りたいので、さっさとこれ、食べて欲しいんですけど。。という気持ちでいっぱいでした。(ーー;)

・・もしかして、今度こそ逃げたっ?!と、スマホから顔を上げると、ちょうど白城さんが、こちらに向かって歩いてくるのが見えましたっ。

相変わらず、ズルズルとズボンの裾を引き摺っていて、絶対に近付きたくないオーラが出ていて、、こんな人と一緒に、ご飯を食べてる朝日って何なんだろう・・・。と思ってしまいました。。(T_T)

そして、戻ってくるなり、「あ゛〜あっ!」と謎の声を発しながら、また、ドスンッ。と勢いよく座ったので、ほんとうに、大人しく座ることすら出来ないのかな。。と心から呆れてしまいました・・・。

しかし、これでようやく、チョコレートパフェを食べてくれると思いきや、、信じられない一言が飛び出しましたっ。

白城さん「・・あ゛?俺頼んだのこれ?!」

朝日「・・・・・。(゚o゚;; 」

今更、何を言ってるのこの人っ?!と、信じられない気持ちで、ポカン。と見つめてしまいました。。

さっき、頼んだのをもう忘れちゃったの・・?と、呆れると言うよりも、さすがに心配になり、「チョコレートパフェ、頼んでましたよ。。」と言いそうになったのですが、、白城さんが続けて放った言葉で、どうやら、そういった事ではないようだと分かりました。

白城さん「やっぱこれ、載ってたやつと全然違ぇわ!なんだこれ!」

・・そうはいっても、朝日がパッと見た限り、ちゃんとしたチョコレートパフェで、『全然違う。』ようには、とても見えないのですが。。( ̄◇ ̄;)

・・こういうのって、メニューの写真と多少違うのは当たり前で、写真そのままで出てくる方が珍しくない?と思いましたが、、そんなことを言ったら、さらに激昂しそうなので、おとなしく黙っていることにしました。。(;´Д`A

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白城さんが食べているチーズケーキが、ようやくなくなりそうになった頃、、ふと、チョコレートパフェがまだ来ていないことに気が付きましたっ。∑(゚Д゚)

いやいやっ、チーズケーキが来てから、もう結構経ってると思うのですが。。

たしかに、パフェ系は作るのが大変だから、来るの遅いだろうな・・・。と、分かってはいたものの、、それにしたって、ちょっと遅すぎるような・・・。

白城さん、かなり時間をかけて、モタモタと食べていたのに、それでもまだ来てないなんて・・・。(*_*)

もしかしたら、忘れられている可能性もあるので、やんわりと聞いた方が良いのかも知れないけど・・、私が頼んだ訳じゃないし。。(−_−;)

白城さんは、何とも思ってないのかな?と、もどかしい気持ちになりながらも、スマホをいじっていると・・・・。

突然、白城さんが、無言でスクッと立ち上がり、大股開きで店の奥へ歩いて行きました。。

多分、トイレに行ったのだと思うのですが、、あんなに無駄に、愚痴はたくさん言っていたのに、『トイレに行ってくる。』は言えないんだなって・・・。
まあ、そういうことを言うような人ではない。と分かっていましたが。。(; ̄ェ ̄)

すると、ちょうど入れ違いに、ようやく店員さんがチョコレートパフェを持ってきましたっ。

聞くまでもないと思ったのか、自然に朝日の前に置いた後、、食べ残しの残骸を見つめ、「お済みのお皿ありましたら、お下げしましょうか?」と聞かれたのですが・・・。

朝日「・・あ、まだ食べるかも知れないので、、大丈夫です。」

絶対にもう食べないだろうな。。と思いつつ、余計なことをしたら、また『俺はまだ食べるつもりだった!』等と、難癖をつけられそうなので、そのままにしておいた方が無難。と判断しました。

ほんとうに面倒くさいというか、、おかしな人だな。と改めて、思ってしまいました。。(;´Д`A

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白城さんの食べ方を見て、ふと、食事って一緒に食べる相手が、なによりも重要なんだな・・・。と、改めて、大事なことを思い出したような気持ちになりました。

どれだけ美味しいものを食べても、白城さんと一緒に食べたら、まったく美味しく感じないし、そもそも食欲がなくなります。。

白城さんがチーズケーキを中々食べず、手持ち無沙汰なので、スマホをバッグから取り出し、『イライラ 抑える』や『心を落ち着かせる』等を検索しましたが、今の状況で出来ることはあまりなく。。(~_~;)

ネットニュースに、可愛らしい猫ちゃんの画像があったので、それを見て心を落ち着かせようとしましたっ。

しかし・・、白城さんの「ハァァ〜!」というデカすぎるため息や、「底の部分が美味しくねぇんだよな〜!」という声に、『いちいち声に出さずに、黙って思っておけば良いのに・・!』と、また、イラッとしてしまいました。。

どうしても、猫ちゃんの可愛らしさより、白城さんへの憎たらしさの方が、上回ってしまって・・・・。(T_T)

それにしても、朝日のやることなす事、いちゃもんをつけて来ていたのに、堂々とスマホをいじっていても、何も言ってこないのが謎すぎて。。(@_@;)

白城さんのことだから、『そうゆうさ〜、人と会ってるのに、スマホ弄ったりする常識のないとこが、モテない理由なんだよ。』とでも言ってきそうなものなのに・・・・。

というか、そう言われたら、『確かに相手がいるのにスマホ弄りは駄目だよね、それは正論。』となると思うので、そういう正論は言ってこないのが、白城さんという人間なんだな・・。と思ってしまいました。(; ̄ェ ̄)

ほんとうに、白城さんの基準って、朝日の感覚とズレ過ぎていて、よく分かりません。。

ただ、『スマホをいじっても大丈夫。』という事がわかり、だいぶ気は楽になったので、白城さんのことは、ほぼ無視して、スマホで時間を潰すことに集中しよう・・。と思いましたっ。

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同じくらい食べているのならまだしも、朝日が食べたのはパスタ1皿のみで、白城さんは食べきれないほど頼んでいるわけで・・・・。
なのに、合計額からキッチリ割り勘なんてことになっても、当然ながら、納得できませんっ!(>_<)

ただでさえ、辛すぎる地獄の時間を過ごしているのに、その上、白城さんの分まで負担しなきゃいけないって・・・。

白城さんと会うことを決めてしまった、朝日の自業自得とはいえ、こんな目に合うほどの悪いことなんて、何もしていないと思うのですが・・・。と神様に訴えたい気持ちに。(T_T)

もちろん、まだ、『割り勘にされる。』と決まったわけではないのですが。。

考えられる限りの、最悪なことを想定をしておかないと、ショックが大きすぎて、フリーズしてしまいそうなので・・・・。(~_~;)

まさか、こんな目に遭うだなんて。。と、本日何回目かの後悔に苛まれていると、、白城さんが頼んだチーズケーキが、運ばれてきましたっ。

案の定、白城さんは何も言わないので、朝日が「こちらです。」と手のひらで指し示すと、店員さんが白城さんの前に、チーズケーキを置きました。。(~_~;)

白城さんは、チーズケーキをしばらく見つめたかと思うと、、フォークで表面をツンツンとつついたり、ぶすぶすと刺したりし始め・・・・。

どう見ても、食べたくて頼んだようにはとても見えず。。
やっぱり、もう食べたくないんじゃないの・・・?!という気持ちに。(*_*)

不快な気持ちにしかならないので、『あまり見ないようにしよう。』と思うのですが、、いちいち仕草や声が大きいので、つい、そのたびに、目を向けてしまって。。(*_*)

・・とくに何も言われなさそうだし、スマホいじっても大丈夫かな・・・?と思い、こそこそバッグを探っていると、白城さんが、突然、大声でこんなことを言い出しましたっ。

白城さん「いやマッズ!これならコンビニの方がまだうめ〜わ!」

朝日「・・・・・・・。(ー ー;) 」

ほんとうに、何かにつけて文句を言わないと気が済まないのかな。。と呆れましたが、悪態を吐きながらも、モソモソと食べ進めているので、グッと我慢して、余計な事は言わないようにしよう。と思いました。。

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一瞬、店員さんは食べ残しの皿の方に視線を向けましたが、下げることなくそのまま去っていきました。

そりゃほとんど残しているし、当然ではあるのですが、、正直言って、この残骸をあまり見ていたくないというか。。

ただでさえ、精神的に追い詰められているのに、余計に気分が悪くなりそうで・・・・。(*_*)

ただ、店員さんに『お下げしていいですか?』と聞かれたら、白城さんは『ハァ?俺まだ食ってるんだけど!』と言うに違いない。と思ってしまうんですよね・・・・。(;´Д`A

そうなると、もうこれは、朝日が我慢すれば良い話だけの話だな。ということに落ち着きました。。

デザートを注文し終えた白城さんは、メニューをテーブルの端の方に軽く放り投げると、ソファーの背もたれに寄りかかり、『フゥゥ〜・・・。』と、また大きいため息をつきながら、腹をさすり出しましたっ。

そこで初めて、テーブルで隠れていた白城さんのお腹がチラッと見えたのですが、ギョッ?!としてしまうくらい、パンパンに膨らんでいて、『その状態でまだ食べるつもりなのっ?!』という気持ちにっ。Σ(゚д゚lll)

そして、この瞬間、朝日の中で、ある疑念が湧いてきました・・・。

これほどまでに、無理をしてまで必死に食べているのって、もしかして、朝日に奢らせようとしてる。。とか、そういう計画を立ててる・・・?

さすがに、そんな事はしないか・・。。と思いたいところですが、なんせ、白城さんのことなので、普通ならあり得ないようなことでも、この人に限っては、全然あり得なくない・・・。と思えてしまい。。(*_*)

そうじゃなくても、割り勘にするつもり。とか・・・。
それなら、無理をしてでも食べていることにも、妙に納得できる気がして仕方がなくなってしまいました。。(@_@;)

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