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2021年05月

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しつこいぐらい、元カノの話を続ける白城さんに、イロイロと言いたいことはあるものの、グッと堪えて、黙って、パスタを食べ進めていたのですが・・・・。

何を思ったか、突然、白城さんがこんな、とんでもないことを言ってきましたっ。

白城さん「何、不倫でもしてたの?」

朝日「・・・・・・ハァッ?!(゚o゚;; 」

ふ、ふりんっ?!って、、あのいわゆる『不倫。』ってことだよね・・・?
あまりにとんでもない発言すぎて、すぐに理解しきれず、フォークを持っている手が、ピタッ!と止まってしまいましたっ。

朝日「・・・えっ、何、、何ですか。。誰の話ですか?」

朝日が戸惑いつつも、そう答えると、白城さんは朝日を見ながら、呆れたように、朝日に向かって顎をしゃくり、こう返してきましたっ。

白城さん「他に誰がいんのよ?」

まあ、たしかに、それはそうだろう。とは思いましたが・・・・。
なぜ、ここで『不倫。』なんて言葉が出てきたのか、まったく意味がわからず、頭の中はパニック状態でしたっ。(;´Д`A

朝日「そんなの、、したことないですよ。これからもすることはありません。」

さすがに苛つきを抑えきれず、ムッとした声が出てしまいましたが、これって、本当なら怒鳴ってもいいくらい、失礼なことを言われてるとしか思えませんでした。

そんな苛立ちが抑え切れない朝日を見て、白城さんは、こんな言葉を返してきましたっ。

白城さん「何もそんな、、ムキになって否定しなくてもいいでしょ。」

そう言いながら、うすら笑いを浮かべていて、完全に、『そう言いつつ、本当は不倫してたんでしょ?』と、決めつけているような雰囲気でした。

もう、白城さんの全てに、腹が立って仕方がありませんでしたが、ここまで来ると、朝日を怒らせたいようにしか思えなくて。。

もしかしてさっきの『未練がある。』という言葉の仕返しか何か・・・?という気持ちでした・・・・。(−_− #)

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そうして、朝日が食べ始めると、なぜだか再び、白城さんが話し始めましたっ。

白城さん「・・向こうはね〜、別れる気なかったぽいけど、、俺はもう無理だな、限界だなって。」

朝日「・・・・・・。」

まだ、どうでもいい話を続ける気なんだ・・。と思うと、もう、適当に相槌を打つことすらしたくなくなくなり・・・・。(*_*)

黙っていると『おい!聞いてんの?』等と嫌味っぽく言われるかと思いましたが、特に何も言ってこなかったので、気にせず、食べ進めることにしました。(~_~;)

白城さん「忙しい、友達との約束がある〜ってそんなんばっかで、そりゃ若いし、友達との時間も大事かも知れないけど、会いたい時に会えないんだったら、付き合ってる意味ないじゃん?」

朝日「・・・・・・。」

もしかして、例の元カノさんと別れた時の話・・・?と、だんだんと白城さんが何の話をしたいのかが見えてきましたが、朝日に指摘されても、まだ元カノの話を続けるあたり、やっぱり未練が凄く残ってるようにしか思えません。。(;´Д`A

とはいえ、『もう余計なことは言わない。』と決めたので、思うところがあっても黙っていたのですが。

白城さん「だから俺から、別れようって告げた。向こうはいきなり振られて、かなりショックだったみたいだけど。」

つい『ぇええ〜・・・。』と、疑うような声が漏れてしまいそうになるのを、なんとか、グッと堪え、声には出しませんでしたが。。

・・・なんというか、その元カノさんは、元々白城さんと別れたい。と思っていたから、『忙しい。』を理由にして、貴方と距離を置こうとしていただけなんじゃ・・・。としか思えませんでした。(;´Д`A

白城さんのどこが良くて付き合っていたんだろう。。と疑問に思っていましたが、、やっぱり、実質、白城さんが振られたようなもの。で間違いなかったのでは・・・?と思ってしまいました。(~_~;)

こうなってくると、『向こうの方からアプローチしてきた。』もかなり怪しいな。。と思いましたが、、疑問に思うだけに留めておきます・・・・。

そして、朝日がしばらく黙っているのに気が付いたのか、元々聞こうと思っていたのかは分かりませんが、、白城さんの口から、とんでもない言葉が飛び出しましたっ。Σ(゚д゚lll)

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もう何が何だか、よく分からなくなってきましたが、、たしか朝日は婚活の面接中のハズ・・・・だったんですが。。

もう完全に、クレーマーにいちゃもんつけられているような心理状態で、なんで朝日がこんな思いしなきゃいけないの。。と、さすがに、挫けそうになってきました。(T_T)

なんと言葉が返ってくるのか、ハラハラしていると、何故だか、突然、白城さんが黙々と料理を食べ始めだしましたっ。( ̄O ̄;)

一瞬戸惑いつつも、ホッとして、朝日もパスタに手を付けはじめたのですが・・・。
ここでまた、ある問題が出てきました。。

白城さんの食べ方が、ほんとうに汚いんですっ。(><)

なんといえばいいのか、、テーブルに膝をついて、その手は動かさず、顔を動かしてそのまま食べる。という感じで・・・。

迎え舌のさらに酷いバージョン。とでも言えば良いのか、、朝日も初めて見た食べ方で、そんな食べにくい食べ方を、なんでわざわざするんだろう。。としか思えませんでした。(~_~;)

案の定、ボロボロと溢しているし、クチャクチャと派手に音を立てて食べていて、見ているだけで食欲が失せてしまい、パスタが喉を通らなくなってきました。。(*_*)

まだ、勢いよくガツガツと食べてくれれば、不快にはなるけれど、すぐに帰れる!と思えるのですが・・・。
白城さんはというと、たくさん並べられた料理を前に、ゆっくりと味わうようにたくさんクチャクチャと噛んでいて、これって、どれだけ時間が掛かるんだろう・・・。と、絶望してしまいました。(T_T)

ほんとうにもう、何から何まで最悪。というか・・・・。
こうなってくると、例の元カノの子も、白城さんの何が良くて付き合っていたんだろう。。と、思い始めてきました。。(*_*)

先ほどまで、朝日をうんざりさせるほどペラペラと饒舌に喋っていたのに、今は何も言わずに、ただひたすらに食べているのも不気味というか・・・。

一体、これからどんな行動を起こしてくるのかが全く読めず、食欲も全く湧きませんが、、『いつでも帰れるように、朝日だけでも早く食べ終えようっ。』と決め、ただひたすらパスタを食べることに集中することにしました。

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朝日の『未練。』という言葉に反応して、『振ったのは俺の方!』と、強調してきた白城さんでしたが・・・・。

そんなことを言われても、白城さんの元彼女のことなんて朝日は何も知らないし、ほんとうにもう心から『どうでも良い。』としか思えなくて。。(*_*)

朝日「・・あぁ・・そうなんですね。。」

ついつい、心のこもってない、適当な声で返事をしてしまい、これでまた、さらに白城さんの不満を買ってしまうことに。。

白城さん「えっ!何?俺が振られたと思ってたっ?!」

朝日「!?・・え、いや、別に・・・。」

うわ〜、また、なんとも、面倒くさい流れになってきてしまいました。。(><)

そもそも、まったく興味のない話だったので、どっちが振ったとか振られたとか、そんなのどうでもいいよ・・。としか、朝日は思えません。(;´Д`A

まあ、朝日が『未練があるんですか。』と言ってしまったのが始まりだったと思うので、自業自得といえば、自業自得なんですが。。(>_<)

朝日が、なんとなく流そうとしても、白城さんは納得がいかないようで、こんなことまで言い始めましたっ。

白城さん「俺が振られたと思った理由を教えてよ。」

もう完全に、『図星を指されたから必死になっている。』というようにしか見えないし、自分でさらに、墓穴を掘ってしまってますよ・・。という気持ちでした。(;´Д`A

なんだか、朝日が『未練。』という言葉を出したから怒っている。というよりも、『俺が振られたと思われたくない。』という気持ちが強いようで。。

白城さんのプライドなのかなんなのか、よく分かりませんが・・・、これはもうきちんと『そういう訳ではない。』と伝えないと、しつこくずっと言ってきそうなので、なんとか、穏便に行くよう朝日なりに考えて、口を開きました。

朝日「・・いえ、べつに振ったのがどちらとかは考えてなくて、、その、忘れられない相手だったのかな、ってすこし思っただけです・・・。」

白城さん「・・・・・・・。」

む、無言がまた怖いんですけど、、とりあえず、怒っている。という表情ではなく、なにか考えているような表情に見えました。

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まるで、何もなかったかのように普通に喋り始めたので、何のことか分からず、思わず「はいっ?!」と聞き返してしまったのですが。。

そんな朝日の様子を見て、白城さんは途端に、ムッとした顔になり、手に持ったチキンを振りながら、こう言ってきましたっ。

白城さん「だから〜、向こうからアプローチしてきたの!」

いや、別に、『聞き逃したから、もう一回言ってほしい。』という意味ではなかったのですが。。(;´Д`A

だってまさか、朝日が席に座った途端に、さっきの話の続きをされるなんて思ってもいなかったので・・・。

なんというか、過去の恋愛自慢。とかなら、まだ分かるのですが、特定の『23歳の元カノ。』の話ばかりなので、よほどその彼女に未練があるんだろうな・・。という気持ちに。(ーー;)

いくら朝日に興味がない。といっても、婚活の面接で会っている相手に、別れた彼女の話をこんなにペラペラと話すものなのかな。。とも思ってしまって・・・。

いい加減、イライラが溜まっていたのもあって、ついつい、その考えが口に出てしまいましたっ。

朝日「・・まだ未練があるんですか・・・」

口に出してしまってから、『しまった!』と思いましたが、もう完全に白城さんの耳に届いてしまいましたっ。(*_*)

余計なことは言わずに、早めにこの場を切り抜けようと思ったのに、大誤算です。。(>_<)

しかし、怒り出すと思った白城さんは、それに反し、至って冷静な顔をしていて、『あれっ。(・・;) 』という気持ちに。

白城さん「振ったの『俺』の方だからね!」

『俺』のところをものすごく強調して言ったので、よほど『自分が振られたわけではなくて振った方。』と思われたいんだろうな・・・。と思ってしまいました。

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何はともあれ、店員さんのおかげで、聞きたくない話が中断され、ホッと一安心したのですが。。

白城さんは、さっそく来たスープをズズズーッ。と豪快に飲みながら、また、こんなことを言い始めました。。

白城さん「今のダイエットだなんだの風潮は俺は反対だね。若い時は、ムチムチしてるぐらいがいいんだって。」

朝日「・・・・・・。( ̄O ̄;)」

改めて、白城さん、酔っ払ってる訳じゃないんだよね・・・?と、マジマジと顔色を見つめてしまいました。

素面でこんな感じって、ほんとうに大丈夫なのかなこの人・・。と、今日、何度目かの心配をしたところで、そろそろ、朝日も限界が近づいてきました。。

朝日「・・すみません、ちょっとトイレ失礼します。。」

そう言うや否や、この場から逃げるように、そそくさと、トイレへと向かいましたっ。

お互い無言の、気まずい空気も嫌でしたが、、ペラペラと元カノについて、饒舌に語る白城さんの話を聞いているのも、同じくらい・・いや、もっと嫌かも知れません・・・。(T_T)

トイレには誰もいなかったので、とりあえず、メイク直しをしようと、鏡を見たのですが、、自分でも驚くくらい、疲れ切った顔をしていて、朝出てきた時は、こんなハズじゃなかったのにな。。と、ため息が出てしまいました。。

ふと、テレビで見た、例の占いのことも思い出し、珍しく大当たりだった占いに、何もこんな時に当たらなくて良いのに。。という気持ちでいっぱいでした。(T_T)

いつまでも、トイレにいるわけに行かないので、しぶしぶと元の席へ戻ったのですが・・・。

どうやら、トイレに行ってる間に、朝日の頼んでいたパスタが来たようなのですが、何故か、テーブルの真ん中にポツン。と置かれていました。(O_O)

もしかしたら、これって、白城さんが何も答えず困った店員さんが、とりあえず・・と真ん中に置いたんじゃないかな・・?と、勝手な想像ですが、そうとしか思えなくて。。
ハァ〜・・。と、またもや白城さんに対して、心底、呆れてしまいました。(;´Д`A

憂鬱な気持ちで席に座り、パスタを自分の前に移動させ、フォークを取ったところで、白城さんが、また、何やら口を開きました。

白城さん「・・俺は若すぎるってのもあって、そんな乗り気じゃなかったんだけど、向こうからガンガンアプローチしてきてさァ・・」

朝日「・・・・はいっ?( ̄◇ ̄;) 」

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