アーカイブ

2020年11月

カテゴリ:
内心、はやく帰りたいな。。と思いながら、並んで歩いていると、風間さんがこんなことを言ってきました。

風間さん「次はピクニックなど如何でしょう?」

朝日「・・あ〜、ピクニック・・なるほど。。」

相変わらずの風間さんのチョイス・・・。と思いましたが、もう風間さんと会うつもりはないと決めてしまったので、なんと返して良いものやら。。(;´Д`A

ここは『そうですね〜。』とでも言っておけばこの場の雰囲気的には良いんでしょうけど・・・。
もし、逆の立場だったら、次がある!と期待してしまい、後で余計にショックを受けてしまうと思うので、適当な返しは出来ない・・という気持ちに。。

心を痛めつつも、曖昧な言葉を返しで濁していると、隣で歩いていた風間さんが、急に無言になりましたっ。

うわっ、また『無言モード突入?!』と、ドキドキしながら視線を向けると、なにやら苦しそうな表情の風間さんが・・・!Σ(゚д゚lll)

朝日「・・・ど、どうしましたっ?!」

尋常じゃないおでこのシワに、また具合でも悪くなったのかと、ハラハラしていると、風間さんがゆっくりと口を開きましたっ。

風間さん「・・朝日さん、次も会ってくれるんですか?」

その言い方が、『期待を込めて聞いてきた。』というよりも、『朝日はもう会う気がない。』というのを、まるで分かっているかのような言い方だったので、思わず、黙り込んでしまいました。。(*_*)

図星を突かれてしまい、なんと返せば良いか、頭の中を高速回転させながら悩んでいると、風間さんは続けて、こんなことを言ってきましたっ。

風間さん「もう会うつもりがないということなら、ここでハッキリと言ってください。」

朝日「(゚o゚;; ?!」

まさかの、風間さんからのド直球すぎる質問に、目が飛び出そうなくらい驚愕してしまいましたっ。

にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活・結婚活動(本人)へ
にほんブログ村

カテゴリ:
風間さんから次々と繰り出される行動や言動に、さすがに引き気味になってしまっていると。。

風間さん「朝日さん、すみません。」

朝日「・・・・へっ?!(O_O;) 」

突然、かしこまった謝罪をされてしまい、思わず、素っ頓狂な声が出てしまいましたっ。

朝日の間抜け面とは対照的に、風間さんは神妙な顔をして、言葉を続けました。

風間さん「おかしなことを言ってしまいました。。先ほど言ってたことは、すべて忘れてください。」

今まで押せ押せで、強引に進めて来すぎてない?と、肌で感じてしまうぐらいだったので、ここで引いてくれたことに、逆に、ビックリしてしまいましたっ。(O_O;)

てっきり、また、『男とか女とか関係ありません!大事なのはハートです!』とか、飛躍したことを言い出してしまうのかと。。(*_*)

ひとまず、暴走モードのように見えた風間さんが、なんとか落ち着いてくれたようなので、ホッと胸を撫で下ろしました。(;´Д`A

一安心したところで、ふと、風間さんの斜め後ろの席あたりから視線を感じました。
チラッと様子を見てみると、こちらを見ていたであろう女性に、パッ!と目を逸らされてしまい、『えっ?!・・もしかしてさっきから朝日たちの会話丸聞こえだった?!』と、血の気が引いてしまいましたっ。Σ(゚д゚lll)

朝日は、出来るだけ小声で話していたし、女性とは距離もあるので聞こえていないと思いますが、もしかしたら、風間さんの声は聞こえていたかも。。

いい大人が『手を繋ぐ・繋がない。』と言い合っているのを聞かれてしまったかと思うと、ここにいるのが恥ずかしくて、堪らなくなって来ました。。(><)

風間さんがコーヒーを飲み終わったタイミングで、すぐに「店を出ましょうか。」と言おうと決め、あまりキョロキョロしないようにしよう。と思いました。。(T_T)

しかし、前回会ったときには考えられないくらい、風間さんの押しが強くて、ほんとうに今日は疲れ切ってしまいました・・・・。

朝日が言うのもあれですけど、、純粋に朝日に興味を持ってくれている。というよりも、あまり婚活が上手くいっていないから、このチャンスを逃すわけにはいかない。というように、どうしても思えてしまって。。

まあ、それを抜きにしても、風間さんが良くも悪くも個性的すぎて、付き合っていくのは無理だな・・・と、思い知りました。(; ̄ェ ̄)

にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活・結婚活動(本人)へ
にほんブログ村

カテゴリ:
風間さんの突飛過ぎる発言に、耳を疑ってしまいましたっ。(O_O)

そもそも、朝日は同性だからといって、誰でもフレンドリーに手を繋げるような性格では全くないし、むしろ、正反対なんですけど・・・。(*_*) 

というか、女性同士なら誰でも気軽に手を繋ぐことができる。と思っているのが、ほんとうにビックリしてしまって。。
風間さんにとっては女性全員が全員そういうものだと思い込んでるんでしょうか・・・・。

なにより、『それと同じような感覚。』ってどうゆうことなんでしょう。。(*_*)

風間さんが言っていることって、『風間さんのことを女性だと思って手を繋げば大丈夫。』ということですよね・・・・。

無茶苦茶すぎる発言に、何言ってるの?!ほんとうに、風間さんこそ大丈夫っ?!という気持ちになってしまいましたっ。(;´Д`A

そこまで考えたところで、ハッと、『もしかしてこれって、風間さんなりの冗談っ?!』と思い付きましたっ。

正直、真意がどうこうよりも、どうにかして落とし所を見つけたかった朝日は、『そうだ、これはまったく笑えないけれど、風間さんなりのジョークなのだろう。』と、半ば無理やり、結論付けました。

朝日「風間さんはれっきとした男性なので『女性同士と同じ感覚でいい。』はだいぶ無理がありますよ〜アハハ・・・( ̄▽ ̄;) 」

あくまで冗談として受け取ったという体で、穏便に断る方向に進めよう。と思いました。

とはいえ、この時点で、風間さんとの次はないな。と思っていたので、正直いって、もうどう思われても良かったんですけど、、風間さんがどんな行動にでてくるのか、全く分からないのが怖くなってしまって。。(T_T)

またあの感情が消えた顔で、無言の圧力掛けられたら嫌だな。。と思ったのですが、さすがに風間さんも、さっきのはまずい発言だったと気が付いたのか、意外な返事を返して来ました。

にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活・結婚活動(本人)へ
にほんブログ村

カテゴリ:

風間さん「朝日さん、もし、この店を出て、手を繋がれたらどう思いますか?」

・・・な、なんなの一体っ。さっきから朝日を試してるのっ?!それとも予告的な何かっ?!(@_@;) と、パニック状態になってしまいそうでしたっ。

朝日「ぇえ〜と、、手を・・・・?」

恐る恐る聞き返してみると、予想していた通りの反応が返って来ました。

風間さん「・・・・・・。」

もうっ、また出た〜〜っ!(><)

ただ、ここは流さないで、きちんと否定しておかないと、店を出た途端、絶対手を繋いでくる流れなのでは・・・?!と思ってしまい、もうこれから先、嫌な予感しかしません。。

というか、なぜ、朝日が『あまり自分の手が好きではない。』と言った話から、『手を繋いでもいいか?』という質問になったのかが、ほんとうに謎すぎます・・・。(;´Д`A

さっきから、手を合わせようとして来たり、考えていることが、分かりやすいようで分かりにくくて、それがまた怖く感じてしまって。。

朝日「ぇえと、、手を繋ぐって、心が通じ合う感じがするので、まだ早いというか、いや、その、時間が足りてないというか・・・・」

上手いこと拒否する言い訳が思い付かないまま話し出してしまったので、案の定、しどろもどろに。。(*_*)

キッパリと『イヤです。』と断るのが一番良いとは思うんですけど、なんだかんだいって、こうやって事前に聞いてくるあたり、風間さんの根は悪い人じゃないのが分かるし、なにより、朝日にそんな勇気がありません。。(T_T)

でも、風間さんなら、これで納得してくれるんじゃないかな?と淡い期待を抱いたのですが・・・・。

風間さん「そうですね、、例えば、女性同士だと誰でも気軽に手を繋いだりしますよね。それと同じような感覚だと思って貰えれば。」

朝日「・・・・・。(゚o゚;; 」

なに『同じような感覚。』って?!

風間さん何言ってるの?!ほんとうに、どこかおかしくなってないっ?!と信じられない気持ちになってしまいましたっ。(;´Д`A

にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活・結婚活動(本人)へ
にほんブログ村

カテゴリ:
風間さんが、朝日と手を合わせようとして来たので、咄嗟に、紅茶をティースプーンでくるくる回す仕草をしたりして、『気づいてない風。』を装おって、スルーしてしまいましたっ。(><)

非常に申し訳ない気持ちになりましたが、なんだかもう、風間さんへの思いが急降下してしまっていて、『とりあえず空気に乗っておこう。』という気持ちにすらならなくて。。(−_−;)

しかし、朝日が気付いてないだけだと信じているのか、いまだに手をこちらに向けて広げているのが、チラチラと見えてしまって、ますます、居た堪れない気持ちに・・・・。(><)

・・というか、風間さん、大丈夫なのかな。。
結構分かりやすく、無視した形になってしまったと思うのだけれど、それでも、手を引っ込めないって・・・、もしかして、また、具合が悪かったりするのでは。。と、心配になってきてしまいました。(*_*)

さすがに、ずっとこの膠着状態のままではいられないので、もうこの際、コンプレックスだということを話してしまおう。と覚悟を決めましたっ。

朝日「ぇえ〜と、、実は、自分の手ってあんまり好きじゃなくって。。」

直接的な理由は言いませんでしたが、こう言えば、なんとなく察して手を引っ込めてくれるだろう・・・と思ったのですが。。

朝日の言葉を聞いた風間さんは、諭すようにこう返してきましたっ。

風間さん「しっかりとした素晴らしい手だと思いますよ。自信を持ってください。」

そう力強く励まされてしまい、なんとも言えない気持ちになりつつ、とりあえず「あ、ありがとうございます・・・。(⌒-⌒; ) 」と返しました。

そもそも、風間さんが、執拗に朝日の手を大きいとか自分よりでかいかも。とか言うから、余計に自信をなくしてしまったんですけど、、まさか張本人に、『自信を持て。』と言われてしまうとは。。(^◇^;)

しかも『しっかりとした手。』って、、地味にまたチクッとくる言葉を・・・・。(-_-;)

とはいえ、朝日が気にしすぎなだけだという自覚も存分にあるので、流れが変わったことを機に、さっさと話を変えちゃおうっ。と、前にラインで話していた、仕事の話を聞こうと思い、「そういえば〜」と、話し出そうとしたのですが・・・・。

唐突に、風間さんが爆弾発言を放り込んで来ましたっ。

風間さん「朝日さん、もし、この店を出て、手を繋がれたらどう思いますか?」

・・・・はいっ?!( ̄O ̄;)

にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活・結婚活動(本人)へ
にほんブログ村

カテゴリ:
自分のゴツゴツとした大きめの手が大嫌いで、ただでさえ、触れて欲しくないことに触れられただけでもやめて〜〜っ。とゆう気持ちだったのに、風間さんは続けて、こんなことまで言ってきましたっ。(*_*)

風間さん「僕と同じくらいありそうに見えます。下手したら、僕よりも大きいかも知れませんね。」

う、うわ〜っ。ビックリするほど、明確に朝日の急所を狙ってきたっ!Σ(゚д゚lll)

もうこれは、朝日を傷つけるためにわざと言ってないっ?!という確信にも似た気持ちに・・・・。

だって、こんなふうに言われて嬉しい女性なんていないでしょ!絶対わざととしか思えない。。(T_T) と、被害妄想に取り憑かれそうになりましたが、風間さんの様子を見る限り、そういう感じにはまったく見えなくて。。(*_*)


かなりショックを受けたものの、なんとか、声を振り絞って、ぎこちなく笑顔を作りながらこう返しました。

朝日「・・いや、それはさすがにないですよ。。あはは・・・。( ̄ー ̄;) 」

風間さんの手は身長と比例してかなり大きめなので、軽い冗談なのだろう。。とは思いつつも、心の中では『全っ然笑えない・・・。』と思ってしまいました。

もう、大きい、大きくない。の話題は終わりでいいよ・・。と強く願っていても、風間さんはまだこの話を終わらせるつもりはないようで、こんなことまで言ってきましたっ。

風間さん「そうですか?指の長さは朝日さんの方が長いようにも見えます。」

そう言いながら、手のひらを見せて、近づけてこようとしてきたので、ぇえと・・これって、手を合わせたい感じなのかな・・・。と、察したのですが。。

純粋に、『この流れで風間さんと触れたくない・・・。』という気持ちだったのと、『女性の手の大きさじゃないですね!』とか、またグサっとくることを平気で言われてしまいそうで、そう考えると『ますます嫌だ。。』と思ってしまいました。(>_<)

にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活・結婚活動(本人)へ
にほんブログ村

このページのトップヘ

見出し画像
×