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2020年06月

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『あ〜ちゃん。』呼びから『あさひちゃん。』に変わったことに、んん〜?(*_*) と思っていると・・・、徐に和樹さんが、テーブルに肘をつき、手で顔を覆い出し、こんなことを言ってきましたっ。

和樹さん「あ〜あ、あさひちゃんに嫌われたくないから頑張ろうって思ってたのに〜〜っ。。」

朝日「・・・・・。(°_°;)」

いやっ、そんな風に言われても、どう返せばいいの。。と、こう言ったことを言われ慣れていない朝日は、正直、戸惑ってしまいました。。
朝日が固まっていると、和樹さんが続けてこんなことを言ってきました。

和樹さん「連れてった店が潰れてた。なんて、初歩的なミスした俺のこと、嫌いになっちゃった・・・・?」

と、突然、今までとは打って変わった甘えたような声で言われ、「いや、、べつに・・、それは仕方ないことだし・・・全然。」た、しどろもどろになりながら、なんとか、『気にしていない。』ということを伝えました。

なんだか、カフェに来て席に座った途端、和樹さんの独壇場というか。。
あの、無理矢理過ぎた『あ〜ちゃん。』の言い訳について突っ込もうと思っていたのに、なんで朝日の方が押されてるの?!とゆう心境でした。(; ̄ェ ̄)

和樹さん「最近、元気が出なくてさ〜。」

朝日は相槌は打つものの、とくに言葉を返さなかったのですが、とくに気にした様子もなく、和樹さんは話を続けてていました。

和樹さん「身体より心が疲れてる・・っていうか、癒しが全ッ然足りないな〜。ってなって、そこでパッと、あさひちゃんの顔が浮かんでさ。」

朝日「・・・・へえ。。(@_@;)」

和樹さん「だから今日あさひちゃんと会って、めちゃくちゃ元気出たよ!(⌒▽⌒)」

・・・正直、前回のことがなければ、和樹さんの一挙一動に、緊張したり、ドキドキしたり、期待と不安半分で、さぞ感情が忙しいことになっていたと思うのですが。。

疑心暗鬼の朝日は、前回の『お泊まり。』のリベンジをしようとしてない・・・?と、穿った見方でしか見られませんでした。。(*_*)


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来なきゃ良かったかも。。と、つい、思ってしまいましたが、もう今から後悔しても仕方ないし、たぶんもう和樹さんと会うのは、今日で最後になるだろうから、割り切ろう。と思いました。

しかし、とことん、今日の和樹さんはツイていないのか、はたまた、一緒にいる朝日の運が悪いのか、、次に行ったお店も、まさかまさかの臨時休業・・・!
まったく嬉しくない奇跡に、思わず、顔を見合わせ、お互い、苦笑いしてしまいました。。( ̄▽ ̄;)

朝日「もう、そこの###とかでも良いんじゃないかな?」

そう言って、目の前にある、お手頃な大手ファーストフード店を指差したのですが、和樹さんはチラッとみて『ないわ〜。』というような顔をしたあと、「あっちにある、##ー#でも良いかな?」と聞いてきました。
本心からどこでもいい朝日は「良いですよ!」と返しましたが、内心、なんでそこまで『カフェ。』に拘るのか、不思議で仕方ありませんでした。(*_*)

相変わらず、和樹さんといる時はカフェばかりなんですけど、普段は一体何を食べてるんだろう。。と、純粋に不思議で・・・・。
和樹さん曰く、デートにふさわしい店・ふさわしくない店、があるらしいので、普段から、カフェばかり。ってことではないのかな・・・?(o_o)

当たり前ですけど、ほんとうに和樹さんのこと、何も知らないんだな〜。と改めて、そう思ってしまいました。。

そして、コーヒー店へ入り、注文を終え、席に着くなり、和樹さんがテーブルに突っ伏し、こう言ってきました。

和樹さん「めっちゃへこんでる・・俺としたことが。。ほんとごめんね、あさひちゃん。」

朝日「えっ?いやいや、べつに、私はどこでも大丈夫だし・・」

正直、店なんて本当にどこでも良くて、それより、さり気なく、朝日の呼び方が『あ〜ちゃん。』から『あさひちゃん。』に変わってることの方が、ものすご〜く気になってしまいました。。(@_@)

いやっ、あんなことがあって、『あ〜ちゃん。』と、何事もなかったのように呼ばれ続けられるのも嫌ですけど、さも『最初からあさひちゃん。って呼んでますよ。』的な態度なので、そこがかなり気になってしまい。。(ーー;)


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前までの朝日なら、モヤモヤしたことがあっても、『おかしな空気になりたくない。』『和樹さんに嫌われたくない。』と、そういった思いが強く追求出来ませんでしたが、もうそういう気持ちもないし、とりあえず後でまた聞いてみよう。と思いました。

しばらくフラフラした後、和樹さんオススメの店に行こう。というので、絶対またカフェなんだろうな・・・。と思っていると、「そこ、穴場のカフェで〜」と言い出したので、つい、軽く吹き出してしまいました。( ̄▽ ̄;)

和樹さん「そこのキッシュが美味しくて〜。あっ、あと、とにかくハーブティーの種類が凄いんだよ!」

ナチュラルに言っていましたが、和樹さんが、ハーブティーまで網羅していることに、びっくりしてしまいましたっ。(°_°)
男性は特に、ハーブティーは苦手。って人が多い気がするので。。

和樹さん「あ、ハーブティー好き?飲める?」

朝日「大丈夫。普段はそんな飲まないけど・・。」

わざわざ、和樹さんオススメのお店に連れて行ってくれるのは、ものすご〜く有り難いんですけど、話したいこともあるし、騒がしくないかどうかが一番気になりました。
でも『穴場。』っていうなら、そんなにうるさくはないところなのかな?と思いました。

しかし、和樹さんに案内され、たどり着いた場所に鎮座していたのは、某パスタチェーン店で、思わず「あれっ?」と呟いてしまいましたっ。
和樹さんも「あれ〜っ?」と同じように呟き、「おかしいなーここだったハズなんだけど。」と言いながら、ポケットからゴソゴソとスマホを取り出し、いじり始めました。

和樹さん「ごめん!ちょっと前に潰れちゃってたみたい。完全にリサーチ不足だった。。」

ここの系列の店にはたまに入るので、「ここのパスタ屋でも全然良いよ。」と答えたのですが・・・・。

和樹さん「いや・・・、友達となら良いけど、ここはデートで入るような店じゃないから。」

えっ。そんなこだわり持ってたんだっ?!(゚o゚;; と、ビックリしてしまいましたっ。
しばらくスマホでイロイロと調べながら「ごめんね、ちょっと他の店探すね。」と言ってくれたのですが、正直、さきほどの『あ〜ちゃん事件。』でことで完全に冷めきってしまっていたのもあり、もうどこでもいいよ・・・。という心境でした。

『もう帰る!』と、言い出すまでは行かないものの、なんで来ちゃったんだろうな〜・・とゆう気持ちがだんだんと強くなってしまい。。


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和樹さんが言うには、男友達とうっかり間違えたということですが、いくら朝日が女性にしてはがっしりとした体格とはいえ、いくらなんでも、男性と間違えるなんて有りっ?!( ̄O ̄;)

それに、『あ〜ちゃん。』は、和樹さんの方から提案してきたあだ名で、和樹さんの言うことが本当なら、自分の友達と被るようなあだ名を朝日に付けた。ってことになっちゃうんですけど・・・・。
冷静に考えて・・、いや冷静に考えなくても、そんな訳がない。って分かります。(; ̄ェ ̄)

朝日「なんで、友達と同じ呼び方に・・・」

しばらく、唖然としてしまっていたのですが、つい、思っていたことが、ポロっと口から出てしまいました。

和樹さん「いや、あきら凄い良い奴だし、朝日ちゃんとも似てるんだよね。一緒にいるとまったり出来るところとか・・・」

朝日「・・・はあ。。(@_@;)」

これ、一応、言い訳なのかな?言い訳にすらなってないというか・・、話を変えようとしてる。のかな・・・?

その発言がどうのこうのというよりも、和樹さん、かなり追い詰められてちゃってないっ?!と思ってしまいました。

何事にもソツがないとゆうか、立ち回りの上手い和樹さんにしては、安直すぎる嘘に、戸惑ってしまいました。
いくらなんでも、これで本当に朝日が納得するとは思っていないと思うのですが。。(*_*)

そんな戸惑う朝日を、畳み掛けるかのように、和樹さんはこんなことを言ってきましたっ。

和樹さん「昔、小学生の時にさ〜、担任の先生のこと、「お母さん!」って言っちゃったりするのとかもあるあるだよねー。」

まあ、ありますけど。・・ありますけど。。でも、それとこれとは全然違くないです・・・?(*_*)

そして、和樹さんは「そろそろ出よっか!」と言うと、店の出口に向かって歩き始めてしまったので、モヤモヤが解消しないまま朝日も続きました。

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そう聞いたところで、『他の子と間違えた。』なんて絶対に認めないだろうな。。と分かっていましたが、我慢できなくなり、つい口を開いてしまいましたっ。

和樹さんは『なにが?』と、案の定の反応で、穏便に済ますなら、ここで『いや、なんでもない。』と引くこともできましたが、今の朝日はさほど和樹さんに執着していないので、もう一度、同じように尋ねました。

朝日「・・今、『あ〜ちゃんは、あき・・』ってはっきり聞こえたんだけど。。」

とはいえ、揉めるのは嫌なので、追求するような言い方ではなく、あくまで、疑問に思っている。というトーンで返しました。

さて、これで和樹さんがどう出るのか、嘘をつく犯人を追い詰めたような心持ちで、様子を伺っていると・・・・。

和樹さん「・・あ〜・・ゴメン!」

朝日「・・・・えっ?!( ̄O ̄;) 」

ビックリするぐらい潔く認めたことに、こちらの方が『そんな簡単に認めちゃっていいのっ?!( ̄O ̄;) 』という気持ちに・・・・。

やっぱり、同時進行してる『あ〜ちゃん。』が他にもいるんだ・・・。と、多少は疑ってはいたものの、まさか。。という気持ちでした。

とはいえ、朝日も源助さんと和樹さん、2人ともとやりとりをしていたし、婚活という形式上、強く問い詰める気もなかったのですが・・・。
ただ、アイドルが和樹さんだとして、その名前を統一させられたファンの1人が朝日になるのかと思うと、無性に虚しい気持ちになってしまいました。。(T_T)

しかし、和樹さんは続けて、こんなことを言ってきましたっ。

和樹さん「いや、あのね、実は『あきら』っていう男友達がいて、そいつも『あ〜ちゃん。』って呼んでるから、つい間違えちゃって。」

朝日「・・・・・・。( ゚д゚)」

いや・・そんな訳なくないっ?と、斜め上すぎる言い訳に、思わず、怪訝な顔をしてしまいましたっ。


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名前を間違えられたことに『えっ?!(゚o゚;; 』となり、反射的に、バッと勢いよく和樹さんの方を振り向くと。。

和樹さん「あき・・・飽きが来ないデザインの方がいいよね〜・・。」

朝日「・・・・・。(O_O)」

和樹さん「でもこれ、小さすぎて無くしちゃいそうじゃない?」

何事もなかったかのように、ふつうに話を続ける和樹さんに、本気・・・?と思わず、凝視してしまいました。

すると、朝日の視線に、今気づいた。とゆう感じで、「ん?どうした?」と、良い笑顔で返してきましたっ。(@_@;)

・・いやいやっ、うまく誤魔化せた〜!みたいになってますけど、ぜんっぜん誤魔化せてませんけどっ?!と思ってしまいましたっ。( ̄O ̄;)

ハッキリと『あき。』って、名前を呼ぶトーンで言っていたのを、ちゃんとこの耳で聴きました!
いつも優柔不断だったり、ボ〜ッとしていて、イロイロ聞き逃してしまったりする朝日ですが、このことに関しては、断言してもいいぐらいです。

それに、実を言うと、前々から『あ〜ちゃん。』にも違和感を感じていて・・・・。

ここで書いている、『朝日=あ〜ちゃん。』だと、一般的にもありそうだし、おかしくないと思うのですが、実際の朝日の本名で、頭文字に『〜ちゃん。』だと、しっくり来ないというか、微妙に無理矢理感があるんですよね。。(; ̄ェ ̄)

それと、前にどこかで、アイドルが握手会等でファンの名前を間違えないように、統一して『#〜くん。』と呼ぶ。とゆうのを、チラッと聞いたことがあり・・・・。
うすうすと、まさか、そういう訳ではないよねっ。と思っていたのですが、これはもう、正にそれだった。ということですよね。。(ーー;)

なんだか、もう、呆れ切ってしまい、もうどうなってもいいや。。と思い、直接、聞いてみることにしました。

朝日「ねぇ、さっき、私のこと『あき。』って言わなかった?」


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