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2020年03月

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直接、お断りされたわけではないものの、源助さんの態度から、なんとなく、こちらから積極的にラインするのも憚られてしまって、また前と同じ感じに、戻ってしまいました。。(T_T) 

また、この時ちょうど仕事に追われている時期で、それにちょっとした家の問題も重なり、源助さんのことだけを考えている場合ではなくなってしまい。。(*_*)
悩む暇もなく、あっという間に数日経ったところで、ナント、和樹さんから、唐突にラインが来ましたっ。

この、どちらかが上手くいかなくなると、片方から連絡が来る感じ、、一体何なんでしょうね。。(@_@;)

和樹さんのことだから、また、急に、『明日はどう?』とかの誘いかな・・・。(ーー;)
どっちにしろ、明日は無理だから断らないと。。と思いながら、内容を確認してみると、『通話してもいい?』というもので、ちょうど一息つこうとしていたし、まぁいいか。。と思い、『大丈夫です。』と返信しました。

和樹さんて、本当に、何を言いだすか分からない人なので、『結婚が決まった!』と悪気なく明るく言われても、何らおかしくないな・・・。(*_*) と、朝日にとって最悪なことを言われる覚悟を決めてから、和樹さんとの電話に挑みましたっ。

最初は『元気だった〜?』と、お互いの近況を軽く報告しあっていましたが、どうしても、なぜ突然電話をしたがったのかを聞きたくなり、「当然『通話したい。』って・・・、何かあったんですか?」と聞いてみましたっ。

和樹さん「いや?ただ、久しぶりに朝日さんの声が聞きたいな〜って。元気そうな声が聞けて嬉しいよ!」

相変わらず、口が上手いな・・と、久しぶりのせいなのか、連日のゴタゴタで疲れてきっているせいなのか、妙に冷めた気持ちになってしまい、つい、チクリと言いたくなってしまいました。

朝日「ラインもさっぱりだったので、朝日と和樹さんて、もうとっくに終わってるのかな・・って、すこし思ってました。。(⌒-⌒; )」

自分で言っておきながら、あまりにもいやらしい言い方で嫌になりましたが、これぐらいもう、言っちゃってもいいやっ。とゆう気持ちでした。


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結局、朝日の最寄りの駅まで送ってくれ、立ち止まり、向かい合ったところで、『さあ来るぞ、来るぞ・・・・!』と、源助さんにも聞こえてしまうんじゃないかと思うぐらい、心臓がバクバクとしている中、源助さんが口を開きましたっ。(°_°)

源助さん「今日は無理を言ったのに、会ってくれて本当にありがとうございました。」

朝日「い、いえ・・・。。(°///° ; )」

今度こそ、前のようにテンパっておかしなことを言わないぞ!と、リベンジめいた心持ちでいたのですが。。

源助さん「また、日が合えば、こうしてご飯でも食べましょう。それじゃ、おやすみなさい。」

朝日「・・・・・・えっ???(゚o゚;;」

よほど、朝日が変な顔をしていたのか、源助さんが不思議そうな顔で『・・ん?何か言い残したことあります・・・?』という感じだったので、慌てて「い、いえ。。帰り気を付けてくださいね。(⌒-⌒; ) 」と、無理矢理、言葉を返しました。。

帰宅してから、一通り済ませて、ベッドの中に入ってからも、ずっと茫然としたまま、なかなか寝つけませんでした。。
『正式なお付き合いの申し込み。』どころか、『日が合えば、ご飯でも。』って・・・・。

今までは、『また連絡しますね。』だったのを思うと、どう考えても、社交辞令的な言葉にしか聞こえないんですけど。。(T_T)
源助さんから『母と会って。』なんて、急に言われたらどうしよう。。とまで思っていた朝日の一人相撲っぷりが哀れすぎて、もう笑えてきてしまうレベルです。。

もしかして、朝日なんかやらかした?と、イロイロと思い返してみたのですが、とくに失言や、変な行動はしてなかったと思います。。
とりあえず、明日源助さんからラインが来ないようなら朝日から送ってみて・・・、こうして思い悩んでても、アッサリと、つぎのお誘いが来るかも知れないし。と、自分自身を落ち着かせ、なんとか、眠りにつくことができました。

翌日、夜になっても源助さんから連絡がなかったので、すこし落ち込みつつ『昨日はありがとうございました。』と、メッセージを送ってみましたっ。
しばらくすると、源助さんから、『こちらこそ、仕事終わりで疲れている中ありがとうございました。』と返信が来ました。

そこから、何気なくラインを続けてみたのですが、なんとな〜く、距離があるような気がしてしまい。。
あんなに、家族の話や過去の離婚など突っ込んだ話をしたのに、なんでこうなったんだろう・・・。と、源助さんの気持ちが全くわからず、頭を抱えたくなってしまいました。(T_T)


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結局、この日はやけに饒舌な源助さんの独壇場でしたが、『付き合おう。』とも、『婚活についてのアドバイス。』を聞かれたわけでもなく、ただただ、源助さんの過去の話を聞いただけで、正直、拍子抜けしてしまいました。。(; ̄ェ ̄)

たぶん、源助さんの方は、離婚の話や両親の話をすること自体に葛藤があり、ちゃんと朝日と向き合おうと決めて、話してくれたのだとは思うのですが、本当に申し訳ないのですが、朝日としては、あまり満足のいくものではありませんでした。。(*_*)

『そろそろ店を出ようか?』となったところで、源助さんが財布を取り出そうとしたので、「いつも奢ってもらってばかりなので、今日は私が出しますっ。」と、先手を打ちましたっ。
源助さんは「いやいや、今日は俺が無理を言って誘ったので・・」と返してきましたが、朝日が『いつも奢ってもらってるし、こちらの方までわざわざ来てくれたのでそのお礼も兼ねてっ。』と言うと、朝日の勢いに押されたのか、申し訳なさそうに納得してくれました。

とはいえ、ファミレスなので、大した値段ではないんですけどね。。(⌒-⌒; )

店を出て、なんとなく距離を保ちながら並んで歩き、駅に着いたところで、「じゃあ・・」と切り出そうとすると、「今日は送ります!」と、源助さんが言ってきましたっ。(°_°)
「すぐ近くだから大丈夫です。」と断ったのですが、「こんな時間に1人で歩かせられません!」と言われたので、ここはお言葉に甘えて、朝日の最寄駅まで、一緒に来てもらうことになりました。

なんとなく、今日のこの流れだと、正式なお付き合いを申し込まれるんだろうな。。と、普通に話しながらも、ずっと心臓はドキドキしている中、突然、ポンッとひとつの心配事が浮かんできましたっ。

先ほどの話の勢いのまま、『次は俺の母と会ってみませんか?』とか言われてしまったらどうしよう・・・。流石にそれはない。とは思うけれど、今日の流れだと、『絶対にない。』とは言い切れなさそうで。。(*_*)

付き合ってもないのに、普通は、親と会わせようとなんてしない。とは思うんですけど、付き合う前だからこそ、確かめておきたい。とか・・、『もう次は、失敗できない。』と言うようなことを言っていた源助さんなら、あり得そう・・。と、そんなことばかり考えてしまい、勝手に1人で、追い詰められてしまいましたっ。(*_*)


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朝日が言葉に詰まっていると、失言に気が付いたのか、源助さんが慌てた様子で口を開きましたっ。

源助さん「すみません、朝日さんが話しやすい女性なので、ついつい、言わなくてもいい事までペラペラと。。気が緩んでしまいました、スミマセンッ。」

朝日「あ、いえ・・・全然、、いいんですけど。。」

そんな風に謝られたら謝られたで、暗に先ほどの『人間顔じゃない。』は、まさに朝日のことを指していたのだと、明言されてしまったようで、一瞬、思考が停止してしまいました。。(*_*)
かなりショックでしたが、朝日ももういい大人なので、なんとか、気を持ち直し、「歳を取ってからわかる事ってありますよね。(⌒-⌒; ) 」と、曖昧に笑って返しました。

その後も会話は尽きませんでしたが、結局、『どうしても会って話したかったこと。』って、この過去の結婚時の話。ってことで良かったんでしょうか・・・。
朝日も、ずっと気になっていたことだったので、話してくれた事自体は嬉しかったんですけど、、なんだか、イマイチ釈然としないというか。。(*_*)

当然ながら、源助さん一方からの話なので、100%鵜呑みにはできないし、源助さんの態度から、まだなにか、ドでかい事を隠しているような気がする・・。と、勘ぐってしまいました。
とはいえ、疑い出してもキリがないし・・・・。と、ここは素直に飲み込むしかないな。と思いました。(ーー;)

そんな風に考えていると、当然、真剣な声色で、源助さんがこう呟きました。

源助さん「・・離婚した時、本当に大変だったんです。母はゲッソリ痩せちゃうし、父も一気に老けて・・・。もうあんな思いはさせないっと思い、、そこから、相手を見つけることができないまま、ダラダラとここまできてしまいました。」

・・源助さんが、すごく家族思いな男性。というのは、とても伝わりましたが、舅姑との関係には、妹たちが苦労しているのを散々見て来ているのもあり。。
源助さんのご両親がどうこうという訳ではなく、今まであまり深く考えて来なかったので、これから真剣に考えなければいけない事だと、今更ながら、気を引き締めました。


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たぶん、ずっと気にしていたであろう、離婚の話、母親の話などをして、肩の荷が降りたのか、源助さんがだんだんと、砕けた様子になってきました。
いつもどこか、堅い雰囲気だった源助さんが、リラックスしてくれている様子は、単純に嬉しく感じたのですが、まだ、朝日の頭の中は、前の奥さまのことや、お母さまのことについて整理がつかなくて・・・・。

正直言って、和樹さんと源助さんなら、色々な面で惹かれるのは和樹さんだけど、朝日が目指しているのは『恋愛。』ではなく『結婚。』で、これからのことを考えたら、源助さんとの方が幸せになれる・・・。と、そんな漠然とした想いがあったのですが、当然ながら、そんな簡単なものではありませんでした。。(*_*)
あまりにも、浅はかで、打算的過ぎたことを反省しつつ、ちゃんと源助さんと向き合おう。と考えていると、源助さんがこんなことを呟きました。

源助さん「・・色々と経験して、この歳になって・・・。本当に、人間って、見た目じゃないんだなって・・・そんな風に思えるんだから、歳を取っておっさんになるのも悪いものじゃないな〜。って思えてきました。」

朝日「(・・・・えっ?( ̄O ̄;) )」

・・・その、、言いたいことは分かるし、とても良いことを言っている。というのも分かるんです。。分かるんですけど〜ッ!(−_−;)
そんなことを、真正面から言われてしまった朝日は、一体、どんな顔をしたらいいの。。と思ってしまいました。

いや、朝日の見た目が良くないことなんて、とっくに分かってるんですっ。(T_T)
分かってるんですけど〜ッ、自分で思っているのと、人から言われるのって、全然、違うじゃないですか・・・・。
正確に言うと、直接言われたわけじゃないですけど・・・、悪気なくポロっと言ってしまった様子を見ると、紛れもない本音だと分かるので、それって、直接的に言われるよりも、ダメージが大きくないですか。。(T_T)

それに、内面に関しても、源助さんが思ってくれてるような、暖かくて優しい女性像とは似ても似つかないし・・・・。
まだ、源助さんとでさえ、ろくに会っていないのに、源助さんの母と合う。と思われていそうなのも、大きな誤解です!と訂正したくなってしまうというか。。(ーー;)


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和樹さんだったら、絶対、今の時点で、こういったことは言わないだろうし、うっかり言ってしまったとしても、うまく誤魔化せそうな気がする。。と思ってしまいました。
どちらが良いのかは、微妙なところですけど・・・。。(−_−;)

朝日が戸惑い始めたのを、源助さんがどう捉えたのかは分かりませんが、突然、こんなことを言ってきましたっ。

源助さん「朝日さんは、気も強くないし、いつもピリピリしていなくて、温厚なところが良いな〜と思ったんです。」

ぅう〜ん・・・褒めてくれてる?のは、ありがたいんですけど。。(; ̄ェ ̄)
たしかに朝日は、そこまで、『気が強い。』という訳ではないかもしれないけれど、我は充分に強い方だと思うんですよね・・・・。(@_@;)

妹たちから、『姉妹の中で一番頑固なのは朝日。』と言われたこともあるし、基本的に『流される方が楽。』とゆう性格ではあるんですが、どうしても意に沿わないことにでも、無理して合わせよう。とは、決してならないし・・・。
そこに至る過程はともかく、最終的な判断は、シビアな方ではないかと思ってるんですけど。。(*_*)

ふと、そういったところも、婚活が上手く行かない原因のひとつなんだろうな。。と、至極根本的な部分に気が付いてしまいました。(; ̄ェ ̄)

朝日「感情的になったりは、そこまでないと思いますけど・・温厚って訳でもないですよ。」

素直に自分の思うままを話してみたのですが、源助さんは、いやいや〜とゆう感じで、手を軽く振り、こう言ってきました。

源助さん「伊達に一度失敗してないので、今度は、暖かくて優しい女性にしようと決めたんです。」

その気持ち自体はとても分かるんですが、、朝日は、その、源助さんの思っているような性格では、まったくないと思うんだけどな・・・・。とゆう気持ちに。。(*_*)

なんだか、『源助さんは、なぜ、そんなに朝日を気に入ってくれてるんだろう?付き合ってもいないのに立派なプレゼントまでくれたし。。』と、ずっと、不思議に思っていた理由が分かってしまい、ものすごく、複雑な気持ちになってしまいました。。(ーー;)


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