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2020年01月

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なんとも言えぬ気持ちで、プリザーブドフラワーを見つめていると、源助さんがこんなことを言って来ましたっ。

源助さん「黄色も可愛かったんですが、やっぱり朝日さんには、ピンクが良いのでは?と思い、花もこのリボンもピンクで〜 」

そんなに、真剣に選んでくれたのっ?!(゚o゚;; とビックリしたのと同時に、ますます、『思いが強すぎる・・・。』と怖気付いてしまいました。
そんな気持ちが、顔に出てしまっていたのか、何やら勘違いした源助さんが、こう言ってきました。

源助さん「黄色の方が良かったですか?」

朝日「あ、いえっ、そういう訳じゃなくて!こうゆうのって誕生日とか、特別な時に貰うような豪華なものを、こんななんでもない時に貰っちゃって贅沢だな〜・・って。。(⌒-⌒; )」

しどろもどろになりながら、ものすごくオブラートに包んで、気持ちを言ってみたのですが・・・・。

源助さん「それなら、誕生日はもっと豪勢なの用意しておくから気にしないで下さい。(^_^)」

それは・・・こんな風に言われたら、喜ぶべきなんでしょうけど、、けどッッ!(*_*)
どうゆう反応を返して良いか分からず、「いやいや、そんな・・(⌒-⌒; )」と曖昧に笑って、その場をやり過ごしてしまいました。。

いつまでも出しているわけにも行かないので、プリザーブドフラワーを丁重に箱の中に戻し、紙袋に入れたのですが、、心なしか、中身が判明する前よりも、分かった今の方が、余計に『ズッシリ。』とした重みを感じるような気がしてしまいました。(; ̄ェ ̄)

前回今回と続いて、貰いっぱなし。という訳にはいかないので、朝日からも、なにかお返しをしないと・・・・。
こういうのって、お返しをしなくちゃいけないというのが、また、イロイロと考え過ぎて、負担に感じてしまうタイプなもので。。(ーー;)

それに、こんなに、真剣に選んでくれた物だから適当なお返しは出来ないし・・と、気持ちは嬉しかったのですが、悩みのタネがまたひとつ増えてしまいました。。(*_*)


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リボンに王冠のリングのようなものが付いているのが見え、えっ?!と、心臓が急にドクドクし出してしまいましたっ。(゚o゚;;
いやいやッ、まさかね・・・と、目を凝らして、もう一度、凝視してみると、『う〜ん、、指輪にしては小さすぎる・・・?』と思いました。

なので、これはべつに、『指輪。』とゆうわけではない・・・・?と、結論づけたものの、大きさ的にはピンキーリングっぽい感じだけど・・・と、悩んでしまいました。
もしも、付き合っている状態で彼氏にこれを渡されたら、間違いなく『プロポーズ?!』って思ってしまうような代物だと思います。。(; ̄ェ ̄)

それじゃなくても、プリザーブドフラワーって、決して気軽に買えるような値段のものではないし・・・・。
それに、あまり詳しくない朝日でも、これはかなり良い物なのでは・・と分かるぐらいしっかりとした物だと思いました。

正直、もっと手軽な、お菓子とかならいいな〜。と思ってたので、二つの意味で重く感じてしまうこの品を、はたして、本当に貰ってしまっても良いのでしょうか・・・・。(*_*)
でも、これは、「すみません、返します。」と、つき返せるようなものでもないしなァ。。と、そんな風に、喜びつつも、心の中で、イロイロと考えてしまい。。

朝日「でもやっぱり、こんな立派なプレゼントを貰ってしまうほどのことはしてないですし・・・」

テンパっていたせいで、自分でも、何言ってるんだ・・・。と、思うようなことを口走ってしまい、案の定、「そんなの気にしないで〜」と言うようなことを言われながら、源助さんの目の圧に圧倒されてしまい、たじたじになってしまいました。。(;´Д`A

今まで、こういった贈り物をされたことが無さすぎて、断り方もよく分からなくて、、結局、押されるまま、「じゃあ・・・ほんとうにこんなステキな物をありがとうございます。」と受け取ってしまいました。。

あと、この指輪?っぽいものは、ただの飾りで、べつに源助さんが指輪として贈って来た。とゆうわけじゃないと思っていいのかな・・?と、すこし不安になりましたが、ストレートに尋ねるのも怖くて、結局、聞くことはできませんでした。。(*_*)



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源助さんには申し訳ないのですが、遠慮とかではなく、本当に困ってしまい、「ありがとうございまーす!」と、軽く受け取るようなことは出来ませんでした。

源助さん「俺があげたいからあげただけなので、どうぞ。」

そう言いながら、紙袋をそっと押されたのですが、それでも「でも・・・」と、戸惑っていると、続けて、こう言ってきましたっ。

源助さん「朝日さんのために選んだものなので。俺が持ってても仕方ないので・・・貰ってください。」

そんな風にまで言われてしまったら、もう、断れません。。(@_@)

なにより、気持ちは嬉しいし、モテない朝日には、こんな風にプレゼントを貰うことなんて滅多にないので。。
紙袋をすこし持ち上げながら「ありがたく受け取らせてもらいます。ありがとうございます。」と言い、ペコっと軽く頭を下げました。

貰ってしまった・・・と、戸惑いと嬉しさの狭間で揺れていると、お互い沈黙になっていることに気付き、『んっ?』となってしまいました。(°_°)

え〜と・・、この妙な間って、もしかしてここで中身を開けろってことっ?!( ̄O ̄;)
源助さんが、本当にそう思っているのかどうかは分かりませんが、なにやら期待した目で見つめられているような気がしてしまい、『えっ、な、なにっ?』と焦ってしまいました。

こんな人でごった返しているところで、いそいそと、袋の中を広げるわけにも行かないので、「ありがとうございます、後で見てみていいですか?」と言ったことで、その場はなんとか収まりました。

その後、ふらふらとショッピングを楽しみ、すこし休憩しようか。となったので、珈琲店に入りました。
案内された席へ着くと、開口一番、源助さんから『待ちきれない。』とゆう感じで、「それ、開けてみたらっ?」と言われたので、開けてみることにしました。
紙袋の中で包装を解こうとしましたが、周りに人もいなかったので、取り出して見てみることにしました。

なにやら四角い箱を開け、頑丈な梱包に守られているものを取り出してみると、ドーム型のプリザーブドフラワーでしたっ。(°_°)

朝日「えっ、すごい可愛い!・・・でも、こんな立派なの・・・」

「貰うわけには・・・」と続けようとしたところで、あることに気が付き、『んんっ?!』となってしまいましたっ。(°_°)

ガラスドームのてっぺん部分に、ピンクのリボンがあしらわれていたのですが、よくよく見てみると、そのリボンに王冠のリングのようなものが付いていて、『えっっ?!、こ、これは・・・?!( ̄O ̄;) 』と、ビックリしすぎて、固まってしまいましたっ。


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なにか、プレゼントを交換した約束なんて、全くした覚えがないんだけど。。と思いつつも、とりあえず謝ると、源助さんが『んっ?』とゆう感じになり、慌てて、否定してきましたっ。

源助さん「いや、良いんですよ!俺が勝手にあげたかっただけなので。」

朝日「・・あっ、そういう・・・・。」

ただ単に、朝日にプレゼントをくれたってこと・・?と、拍子抜けしてしまいました。(・・;)

ただ、そう言われても、こんなちゃんとした・・紙袋や包装紙の感じから、しっかりとした品であることが伺えたので、余計に、『なぜ・・・?』とゆう気持ちになってしまい。。(*_*)
それに、前もクレーンゲームでぬいぐるみを苦労して取ってもらったばかりなのに。。と思った流れで、そういえば・・・!と、源助さんのいう『あげる約束。』について、思い出しましたっ。

たぶん、ラインかなにかで、ぬいぐるみは姪への贈り物だったから今度は朝日に贈り物をくれる。というようなことを、たしか言っていたような気がする。。と、薄ぼんやりとした記憶が蘇ってきました。
あの、ちょっと引いてしまうぐらいの長文のメッセージにうんざりとしてしまい、じっくりと見ていなかったので、あまり記憶に残っていませんでした。。( ̄▽ ̄;)

朝日「あ、あの、ありがとうございます。。でも、前も姪にぬいぐるみをもらったばかりなのに・・・」

正直いって、ぬいぐるみの時点で、付き合ってもいないのに形に残る物をもらってしまうと、それを見るたびに思い出してしまうから、ちょっとなァ・・・。とゆう気持ちだったので、今回のしっかりとしていそうなプレゼントに、怖気付いてしまいました。。(*_*)

それにしても、こんなタイミングで渡してくるとは思いもよらず・・・・。
しかも、そこそこの大きさのある物なので、これを持って移動するのか。。と、プレゼントを貰っておいて、失礼ながら、そんな風に思ってしまいました。。(; ̄ェ ̄)


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まさか、さすがに、それはないかな・・とも思ったのですが、見れば見るほど、メンズ物には見えず・・・。(・_・;
ボタンも付いていないので、どちらなのか確信が出来なかったのですが、近付いて目の前で見ると、肩周りのゆとりが無さすぎることが分かり、やっぱりこれ女物だ・・・。。と、確信してしまいました。(*_*)

衝撃を受けて、今まで婚活で出会った人たちの、個性的すぎるファッションの数々が、フラッシュバックしてしまったのですが、服装一つにしても、和樹さんがどれだけまともか、しみじみと思い知らされてしまいました。。(ーー;)
本当に、普段の生活では滅多にお目にかかれないようなファッションを、たくさん見てきたので、源助さんのこれでも、まぁ、許容範囲な方というか。。

男性は、特に、服に迷ったらシンプルな物で良いと思うのですが、なんでこう冒険してしまうんだろう・・・。などと思っていると、源助さんがおもむろに、手に持っている紙袋をガサガサとさせたかと思うと、唐突に、その紙袋を差し出してきましたっ。(°_°)

源助さん「はい、これ、どうぞ!」

そう目の前で、差し出され、『?』と思いつつも、手渡そうとしているものを受け取らないわけにもいかず、とりあえず、受け取りました。

戸惑いながら、目を合わせて伺ってみても、源助さんはニコニコとしているだけなので、「・・何ですか、これ?」と、直球で尋ねてみると、こんな言葉が返ってきましたっ。(°_°)

源助さん「プレゼントをあげるって約束してたので。」

・・・ぇえっ?そんな約束したっけ?!(゚o゚;; と、身に覚えが無さすぎることにビックリしてしまいましたっ。
思い返してみても、サッパリなので「・・約束、しましたっけ・・?」と恐る恐る聞き返してみたのですが、「しましたよー。」とにこやかに返されてしまい、朝日の頭の中はパニック状態にっ。(@_@;)

朝日「すみません、私、何も持ってきてないです・・・。」

ひとまず、手ぶらで来てしまったことを謝らなければ・・。と思い、まったく覚えはないものの、素直に謝ることにしました。。


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源助さんは、多少なりとも朝日に好意を持ってくれているのが分かるので、これじゃあ、和樹さんじゃなくて源助さんと付き合ってるみたいだなァ・・・と思ってしまいました。(T_T)
とはいえ、源助さんには『まだ付き合うのは早いと思うので・・・』と、勝手に誤解されて、一方的に振られたみたいになってはいるのですが。。( ̄▽ ̄;)

源助さんからお誘いを頂き、前と同じように、朝日の住んでいる方面に来てくれるというので、それに甘えることにしました。
源助さんと会うときは、あまり緊張しないので、(⌒-⌒; ) 約束の当日も、女友達と会う時に近い感覚で、待ち合わせ場所に向かいました。

約束していた時間よりも、すこし早めに着いたのですが、待ち合わせ場所には、すでに源助さんが立っていましたっ。

あっ。と気づき、小走りで近づいて行ったのですが・・・。。
源助さんは、薄手のカーディガンを羽織っていて、まず、『源助さんとカーディガン。』という、その意外すぎる組み合わせに、ギョッ!(゚o゚;; となってしまいましたっ。

淡いベージュの、サラッとした素材のカーディガンで、まあ、前のように『ズ〜ン。。』とした色の服よりは・・・。と思ったものの、すぐに、腕や肩周りがパッツパツだということに気が付きましたっ。( ̄O ̄;)
それに、こんなに明るい色を着てるのに、なぜこんなに、淀んだ感じに・・・。と思ってしまうほどのミスマッチ感で、たしかに『身なりに気を使って欲しい・清潔感を持って欲しい。』とは思ってましたが、服の問題じゃないのかも。。と思えてきました。(*_*)

申し訳ないのですが、正直な話、ぜんぜん似合っていない・・とゆう気持ちになってしまいました。。(ーー;)

源助さんも朝日に気が付き、笑顔で近づいてきて挨拶してくれたので、朝日も笑顔で返しましたが、朝日の目は、源助さんのカーディガンに釘付けです。。(・_・; 

これ、細身のスラっとした中性的な男性が着たら、まだ違和感は無さそう・・・?と思いながら、源助さんのカーディガンを、改めて凝視してみたのですが・・・。。
なんだか、質感といい、サイズ感といい、もしかしてこれって、レディースなのでは・・・・?(*_*) と思えてきました。。


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