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背後から脇の下に手を入れられ、持ち上げられたときは、突然、無言で胸を触られたようにしか思えず、パニックになりましたがっ。Σ(゚д゚lll)

朝日を立ち上がらせると、一瞬で、その手は離れ・・・。
立ちあがるのを手助けしてくれたのだということに気付き、思わず、お礼を言ってしまいそうになったのですが・・・。

すんでのところで、『ここでお礼を言うのはおかしいのではっ?!』と思い、慌てて、開きかけていた口を閉じましたっ。

・・そもそも、尻もちをついてしまったのだって、古池さんに転ばされたようなものだし・・。と、恨みがましい気持ちでいっぱいになり。。

ただ、古池さんに突き飛ばされた。というわけではなく、、体の支えがなくなっただけで、尻もちをついてしまうような、酔い方をしてしまった、朝日が1番悪いのは確かで・・・。(><)

それなら、お礼を言うべきなのかも。。と、再び考え直したものの、どうもそれも納得がいかず。。(@へ@;)

ただでさえ、混乱していたところに、『いきなり胸を触られた!』という衝撃で、さらにパニック状態が加速してしまい、自分自身ですら、もうなにがなんだか、良く分からなくなってしまって・・・っ。(*_*)

朝日を転ばそうと、ほんとうに思ったかどうかまでは分からないものの、、意図的に腕を離したのは間違いないと思うので。。

それに、先ほど見た、あの驚くほど冷たい表情を思い出すと・・・。

尻もちをついて、困って慌てている朝日のことも、殺虫剤をかけて弱っていく虫を見ているような感覚で、上から見下ろしていたのではないかと・・・。

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そんなことを考えていくうちに、どんどん、古池さんへの恐怖心が増していってしまい、、壁に寄りかかったまま、ここからどうしようか。。と、再び頭を悩ませていると・・・っ。

・・突然、男女の声が近くから聞こえ始め、、すぐ横のホテルから、人が出てくる気配を感じましたっ。∑(゚Д゚)

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