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目が合ったぽっちゃりとした眼鏡の男性が、朝日の隣に座ってくれたのですが、なかなかの体格の方なので、隣に座った時、ムギュッ!と一気に狭くなりましたが、来てくれた人に、そんなわがままな事は言いません!( ̄▽ ̄;)

ぇえと、この男の人って、何を話した人だったっけな・・多分、中盤くらいに話した人の気がする・・・・。と、会話の糸口をつかもうと、必死に記憶を巡らせていると、男性の方から話しかけてくれました。

男性「こういうのって、大変ですよね〜〜・・・。」

絞り出したような声で、ため息混じりにそう言われました。

朝日「・・・そうですね。。」

とりあえず、朝日も同じ気持ちだったので、同意したのですが。。

男性「なんかもう、どんなもんかと思って来て見たけど、、ただただ疲れました。。」

朝日「あっ、今日初めてなんですか?」

男性「そうです。ずっと忙しないし、ちょっと良いって思う人がいても、ジャンケンして話す権利奪い合うとか、、そういうのはちょっと。。」

つい、反射的に『その良いと思った女性って、ピアノの先生ですか?』と、聞き返しそうになりましたが、聞いたところで何もならない所か、余計に朝日のメンタルに支障を来たしてしまいそうだと思い、グッと口を閉ざしました。(ーー;)

・・・ぇえと、こうして、隣に来てはくれたものの、朝日にまったく興味がないのがありありと見て取れ、話しかけられなくなってしまいました。。(*_*)
きっとポツンと座ってる朝日と目が合って、気遣って座ってくれたんだろうな、優しい人だな〜・・と思いましたが、その優しさがまた・・・、余計に虚しい気持ちに。。(T_T)

男性「結局、こういうのって見た目ありきになっちゃうし、俺みたいのは不利なんだって分かってたんですけどね・・」

男性自身の自虐的な発言だと理解しているものの、朝日にもグサグサと刺さりまくり、かなり辛くなって来たところで、司会の人から『1回目のフリータイム終わりで〜す!』という声が掛かり、心底ホッとしてしまいました。。

朝日のところに来てくれたのは、優しさもあったんでしょうけど、何より、この状況を愚痴りたかったのかもしれないな・・・。と思ってしまいました。。(; ̄ェ ̄)