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その後も、チクチクとしたトゲのある言葉が続き、もう朝日も相槌すら打たず、プロフィール用紙を見てる振りをしながら「へぇ〜・・」などと小声で呟いたりして、なんとか、時間を稼ぎました。(ーー;)

ふざけた態度に「ちゃんと話を聞け!」とか怒鳴られるかな・・?とも思いましたが、朝日が聞いているのか聞いていないのかは特に気にならないのか、ひとりでブツクサと文句を言っていて、こういう人とだけは、絶対結婚したくない。。と思ってしまいました。

まあ、聞かずとも、向こうも『絶対お断りだ!』と思っていると思いますが・・・。( ̄▽ ̄;)

ようやく移動の声が掛かり、『やっと終わった。。』とホッとするや否や、隣からズイッと勢いよく、プロフィール用紙を返して来ましたっ。(°_°)
まだ、ムカムカが収まらない朝日も、片手でヒョイっと手首だけ動かし、プロフィールを返すと、明らかにムッとしたようでしたが、次の男性に「・・あの、良いですか?」とせっつかれ、しぶしぶ、隣に移動して行きました。

実際には、5、6分ほどの事だったと思いますが、永遠にこの地獄は続くのか。。と思ってしまうくらい、ほんっと〜に時間が長く感じられました・・・。。(−_−;)

この男性は若そうだな。。なんて思いながら、「よろしくお願いします〜。」と挨拶をして顔を上げると、ふと、後ろの男性の姿が見えたのですが、なんと、あの例の見覚えのある男性でしたっ。Σ(゚д゚lll)

えっ!えっ?!・・ということは、もう、次に来てしまう・・・・っ?

先程の高圧的な男性のことで、頭がいっぱいになっていて、すっかり、例の男性のことは記憶から抜け落ちていましたっ。(*_*)

先程の最悪な男性とは対照的に、愛想の良い誠実そうな男性だったのですが、とにかく、次の男性の事が気になってしまい、ろくに会話に集中出来ず、終始、上の空で対応してしまって、ほんとうに申し訳なかったです。。(T_T)

さっきとは打って変わり、ビックリするほどすぐに会話時間が終わってしまい、例の見覚えのある男性の番になってしまいましたっ。

お互い軽く挨拶をした後に、プロフィール用紙を交換したのですが、面と向かって顔を合わせるのが嫌で、下を向いてプロフィール用紙を見ていたのですが。。
「お仕事は〜・・」と話しかけられ、これはもうさすがに失礼になると思い、顔を上げると・・・・。

男性「・・・あれっ。」

朝日の顔を見た途端、そう言われ、それから続く言葉に、心臓が胸から飛び出てしまいそうになってしまいましたっ。

男性「会ったことあるよね?」