カテゴリ:
いつも、常にどこか余裕に見えていた和樹さんと違って、ほんとうに『失敗した。』と後悔している感じだったので、慌てて、言葉を続けましたっ。

朝日「いやっ、全然、嫌ってるなんてことはない!本当にっ。・・けど、その、店とかは本当にどこでも良かったんだけど・・・・」

勢いに任せて、口火を切ったはいいものの、素直に全部言ってしまっていいものなのかどうか、なんせ、『言い訳が嘘にしか聞こえなかったんで!』とは言いにくくて。。(*_*)

朝日「・・他の人と間違えられたの、誤解だって説明してくれたけど・・・正直、ちょっと無理がない・・・・?って思っちゃった。。」

あまり、よく考えないで話し出したので、まるで、気に入らないことで拗ねている子供みたいな言い方になってしまい、話しているうちにものすごく恥ずかしくなってきてしまいました。。
ただ、どうせこれで最後になるのなら、言いたいこと言っちゃえっ。と、開き直っていくことにしましたっ。

和樹さんは、なかなか要領を得ない朝日の話でも、遮ることもなく、聞く姿勢でいてくれたので、『あ〜ちゃんの件。』や『栗の件。』も、口下手な朝日なりに頑張って、なんとか伝えてみました。
和樹さんに限って、逆ギレして罵詈雑言を浴びせてくる。なんてことはないでしょうが、聞きたくない話ばかりでしょうし。。(; ̄ェ ̄)

和樹さん「う〜〜ん、、それは・・もう、ゴメン!としか言えない!」

あまりにも、あっけらかんと認めたので、こっちが、「えっ?!(゚o゚;; 」となってしまいましたっ。
そして、和樹さん自身も無理があると分かっていたんだな・・・とゆう気持ちも。。
まあ、当然といえば当然なのですが・・・・。(ーー;)

ここでさらに、過去のことを穿り出すのは、流石にどうかとは思いつつも、この雰囲気なら、今まで言えなかった、思っていたことを言えるかも・・・・。と思い、口を開きました。

朝日「・・やっぱり、前の泊まりの誘いとかもショックで、その前の付き合おうって言ってきたのに忘れられてたこととか。。イロイロ重なりすぎたから・・・・」

言葉を選びながら話していたので、ついつい、和樹さんから視線を逸らしてしまったのですが、言葉を伝えきってから改めて向き合うと、和樹さんが今まで見たこともない、苦虫を噛みつぶしたような顰め面をしていて、思わず、『ヒィッ?!Σ(゚д゚lll)』と、心の中で、悲鳴のような声が出てしまいましたっ。(*_*)