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お互いどう呼び合うかも決まったところで、和樹さんから、『良い機会だから敬語もやめよ!』と言われたのですが、さすがにすぐは無理だから徐々に・・・。ということで、許してもらいました。

とはいえ、『敬語をやめよう。』と言われたのは、実はこれで2回目で、付き合うことになった時にも、そう言われていたのですが・・・。。
この感じだと、和樹さんは忘れちゃってる可能性が高いな。。と、すこし悲しくなってしまいました。(T_T)
『付き合おう。』と言ったことすら忘れてしまってるのだから、敬語がどうこうなんて覚えてる筈がないですよね。。

そんなことを考えて、1人で勝手に落ち込みそうになっていると、和樹さんが唐突に、こんなことを聞いてきました。

和樹さん「あ〜ちゃんはイチゴ好き?」

朝日「・・・えっ?あ、イチゴ?うん、好きです。」

一瞬、『あ〜ちゃん。』って誰?!と思い、つい、反応が遅れてしまいました。( ̄▽ ̄;)

朝日が『好き。』と返すと、和樹さんは「イチゴ美味しいよね〜。」と呟きながら、ケーキの上に乗っているイチゴにスッとフォークを刺したので、てっきり、そのまま食べるのかと思いきや・・・・。
その苺を刺したフォークを、ズイッ!と、朝日の目の前に差し出してきて、こんなことを言ってきましたっ。

和樹さん「はい、あ〜ん!」

朝日「・・・えっっ?!(゚o゚;; 」

いやいやっ、両隣の席も近いし、とにかく恥ずかしいっていうのもあるけど、普通に、人目が気になりすぎるんですけどっ。。(@◻︎@;) 

せめて、学生カップルとかなら、まだ可愛らしいのかも知れないけれど、、朝日の『あ〜ん。』姿なんて、人様のお目汚しにしかならないし・・・・。
和樹さんは、そこらへんの常識は分かっているというか、同じ意識を持っている人だと思っていたのですが。。(*_*)

でも、こんなに良い雰囲気なのに、ここで下手なことをして嫌われたくないっ。とゆう思いが何よりも勝り、恥ずかしさを押し殺して、なんとか口をこじ開けましたっ。