太郎くんとのお付き合い『54』落ち込んでる朝日を見たからか、太郎くんがこんな提案を。。
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- 『ネット婚活』太郎くんとのお付き合い
流石に、太郎くんの姿を見つけておきながら、無視。なんてことはできないので、スクッと立ち上がると、太郎くんも、こちらに気づいたようでした。
そして、手にコップを2つ持った太郎くんが、『ハイ!』と、1つ朝日に差し出してきました。
それを、朝日が戸惑いつつも受け取ると、太郎くんが横に座ったので、朝日も腰を下ろしました。
太郎くん「これ買いたいと思って急いで行ったんだけど、馬鹿みたいに混んでて失敗したっ。」
その言葉を聞き、闇雲に先に行ってしまったわけではなく、これを買いたい。という考えがあったんだな・・。と分かりました。
ただ、それよりも、あの人混みの中で朝日を置いていかないでくれた方が、全然ありがたかったんですけど。。(T_T) と、思ってしまいました。
先に行くにしても、一言、言ってくれるなり何なりしてくれないと・・・・。(ーー;)
結局、あんなに見たがっていた、イルミネーションのスペシャルプログラムも始まってしまっているし。。
朝日「ここからだと、音しか聞こえないなぁ・・・・。」
ポップなメロディーだけが、音割れして聞こえて、今日をあんなに楽しみにしていたのに、なんでこんな事になっちゃったんだろう。。と、物悲しい気持ちになり、思わず、そう呟いてしまうと、太郎くんがこんなことを言いだしました。
太郎くん「肩車する?」
朝日「はっ?・・か、かたぐるま?(゚o゚;; 」
全く予想していなかったことを言われ、思わず、大きな声で聞き返してしまいましたっ。(; ̄ェ ̄)