ネット婚活20人目千田さん『28』これで終わった、と油断していました。。
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店を出ても、もしかしたら、後ろから走って来て、飛び蹴りして来るかもしれないっ。と、ビクビクしながら、後ろを振り返りつつ、人混みの中へと紛れ込みました。
よくよく考えれば、流石にそんなコトはして来ないと思うのですが、もう、先ほどのことが辛すぎて辛すぎて。。(T_T)
まあ、あの人なら、実際に何をして来ても、おかしくない。。と思ってしまいます。(~_~;)
心臓は、まだ、ドクドクと言っていて、一先ず、もう大丈夫だろう。と普通に歩くことにしました。
さっきの最後のは、完全に捨て台詞だったよなぁ。と思い出しつつ、千田さんの呆気に取られて唖然としている顔を思い出すと、すこし胸がすくような気持ちになりました。
酔っ払っていて、気が大きくなっていたのか、
何か言ってやらないと気が済まないっ。と、完全な勢いで言ってしまいましたが、チキンな自分にしては頑張った。と、自分で自分を慰めました。。(⌒-⌒; )
先ほど感じていた酷い頭痛も、外に出た瞬間、すこし楽になり、駅に向かって歩いてるうちに、精神的にも段々と落ち着いて来ました。
駅に着き、もうちょっとで帰れる。やっと終われる。。と、ホームで電車を待ってると、バッグの中のスマホが震えているのに気が付きました。
ん?と、スマホを取り出そうとしたところで、ふと、あることを思い出しました。
そういえば、千田さんと会う前に、『待ち合わせのために、一応、連絡先を交換しておこう。』と言われ、ラインを教えてしまっていたことを、今更ながら、思い出しました。。(゚o゚;;
嫌なことを思い出してしまい、怖くて、どうしてもスマホを見ることが出来ず、悩んだのですが、画面を見ないまま電源を落としてしまいました。
今の状態だと、千田さんの名前を見ただけで、また、気分が悪くなってしまう。。と思いました。(−_−;)